理事長ご挨拶

ワインは、長い歴史を持つお酒であり、西洋では数千年前から造られているといわれておりますが、日本でワインが造られるようになったのは、そう遠い昔ではなく、明治初期のことで、今から130数年前のことです。
日本でのワインの消費量は、歴史が浅いこともあり、これまで決して多いといえるものではありませんでしたが、近年ワインに対する消費者の支持が高まっており、ワインの消費は大きな伸びを見せております。
これは、ワインが気軽な飲み物として家庭に浸透してきていることが大きな要因と思われますが、科学的に立証されている「ワインが健康によい」という点に多くの方が関心を寄せられていることも一因であると思われます。

ところで、世界にワインの名醸地は数多くありますが、最近の日本のワインは、世界のワインと比べても決して引けをとらない立派なものが造られており、多くの方から高い評価を得ております。
ワインに対する消費者の支持が高まっている中で、多くの方に国産ワインの良さを知っていただき、一層国産ワインをご愛飲いただけるよう、ホームページを通じ、ワインについての知識、協会員の情報などを広く提供したいと考えております。

日本ワイナリー協会の会員は124社、団体会員は5団体159社、準会員は1社であり、北海道から九州まで全国に所在しております。各社では趣向を凝らした工場見学やイベントなどを行っており、そのような情報についてもその時々にお伝えしたいと考えております。
多くの方の豊かなワインライフにお役立てできるよう、適時、的確な情報発信に努め、ホームページの充実を図ってまいりますので、どうかこのホームページをご活用ください。

日本ワイナリー協会
理事長
長林道生

 

(2024年2月)