レストラン「ブランルージュ」(東京都千代田区丸の内)

日本ワインはまだ割高。「でも、日本で育ったブドウで造る日本のワインには、他には代えられない価値があります」と鈴木ソムリエ。

歴史ある日本のホテルが日本のワインを象徴に
赤煉瓦の東京駅の中で百年の歴史を刻む名門ホテル。鈴木利幸シェフソムリエは、成長著しい日本ワイン約30種をメインダイニングに揃えた。2000年の九州・沖縄サミットでVIPにワインをサービスした鈴木さんは、「真夏の沖縄で、ココ・ファームワイナリーのやや甘めのスパークリング『のぼ・ドゥミセック』のおいしさが強く印象に残ったんです。これが最初の出会い」。東北地方を中心とした各ワイナリーから、品種や醸造法にバリエーションを持たせてワインをセレクト。ワインリストの1ページ目に掲載し、東京の中心地で日本ワインのすばらしさを伝えている。
(情報提供:イカロス出版株式会社/2016年4月更新)

基本情報

所在地 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル2F
電話 03-5220-0014
アクセス JR東京駅「丸の内南口改札」直結
営業時間 11:30~14:00(LO)/17:30~21:00(LO)
休業日 なし
ホームページ https://www.tokyostationhotel.jp/restaurants/blancrouge/

ギャラリー

日本ワインは定番品種以外に、ピノ・ブラン、リースリング、ナイアガラ、古代甲州、竜眼、プティ・ヴェルド、ヤマソービニオンなども。
入口にはガラス張りのセラー。グラスワインは約10種で980円~、うち1~2種は日本ワイン。ボトルも4,000円台からと「楽しんで飲める」価格に抑えている。
総料理長は石原雅弘氏。ホテルメトロポリタンエドモントで名シェフ・中村勝宏氏に師事した。ディナーコースは9,800円、1万5,800円、1万9,800円(いずれもサービス料別)。