日本のワインとおかず たすく(京都府京都市中京区)

扱うワインは必ず生産者に会う。「地味でもがんばっているワイナリー、くすぐられるワインを見つけて応援したい」と店主の池西さん。

京都の昭和レトロな飲食店街として知られる「四富会館」。ここで2008年から日本ワインバーを一人で切り盛りしているのが池西祐佳さん。山梨県北杜市のブドウ畑の近くに暮らしていた2002年、初めてグレイス甲州を飲んで、その本格的な味とスッキリした美味しさに瞠目した。地元の京都で飲食店を始めようと思ったとき、日本ワインというコンセプトを思いついたという。「京都では“今までにないもの”を面白がるのが粋人。いけると思いました」。その通り、四富会館の呑兵衛たちが、すべてグラス売り(平均800円)の日本ワイン、つまみの旨さ、ママの人柄に惹かれてたちまち常連になったのだ。
(情報提供:イカロス出版株式会社/2016年4月更新)

基本情報

所在地 京都府京都市中京区四条通富小路上る 四富会館1F
電話 080-1500-8159
アクセス 地下鉄・四条駅または阪急線・烏丸駅(5出口)より徒歩10分
営業時間 19:00~24:00(LO)
休業日 毎週日曜日(他に不定休あり)

ギャラリー

常連も多くカウンター8席だから「おいでになる前にお電話1本くれはると助かります」。
山梨を中心に扱いワイナリーは現在40~50。泡1、ロゼ1、白・赤各5を毎日開け、なくなれば足す。
日本ワインほど“おばんざい”に合うお酒はないと池西さん。野菜たっぷりの一皿おかずが大好評だ。この付き出し(日替わり・300円)と1~2グラスで満足という女性客も。